東日本大震災そして復興

カテゴリー:業務日誌

2011.3.15

この度、被災された皆さまへ心からお見舞い申し上げます。
まだ家族、友人、大切な人と連絡が取れない皆さまが一刻も早く再会出来ます様お祈りいたします。

この度の地震の瞬間は篠崎の本社から市原工場に向かおうとした時でした、床が大きく揺れ出したと思ったら秒を追うごとに揺れが大きくなり立っているのがやっとと言うのが正しかったと思います。

その後は通信網がマヒ、外回りの社員とも連絡が取れず工場とも電話が通じませんでした。
交通もマヒし大渋滞で結局、社員全員が帰ってきたのは朝になってからでした。

そして社会活動に伴う電力不足に対処する為に政府・電力会社が計画停電を発表し予想どうり週明けの月曜日の町は大混乱しました、当社も出社できない人も出て更に停電を念頭に置いた工程により通常の半分程度しか可動出来ませんでした。

この計画停電はこの先4月下旬まで続くそうですが、幸い私の住む篠崎は今の所 計画停電から外れています、したがって通常の生活がおくれます。
しかし社員の多くは計画停電の対象地域に住んでいますし私の友人も多くが対象になっていますので決して他人ごとではありません、特に夕方帰宅時間からの停電の方々を思った時に計画停電の予定の無い私は大変申し訳なく思います。

今日、社員に徹底的な節電と残業の自粛を指示しました。
当然仕事にも影響が出るのは避けられないと思います、しかし最大限で取り組み最少の遅れで済むように取り組みますのでお客様各位におかれましてはご理解頂きますようお願いいたします。

この様な小さな町工場ですから何の好転も無いかも知れませんが、今私たちに出来ることは節電と経済活動を止めない事、仕事・食事・買い物など通常生活を送るのが日本を支え復興支援になると考えます。

代表取締役   代田 元則